サラノー日誌
1年SP(スクールプロジェクト)説明会
2月27日に、1年生を対象としたSP説明会が開催され、各専門分会の2年生が活動紹介をしました。
SP(スクールプロジェクト)とは、2年生から始まる専門分野を伸ばす学習活動です。本校では、「作物」「機械」「循環型農業」「野菜」「畜産」「加工A・B」「生物活用」の7ジャンルがあり、科目:課題研究の授業の中で、商品開発や栽培試験など、課題解決学習を行います。
2年間所属することになる専門分会。1年生は真剣に先輩達のプレゼンを聞いていました。
第14回更別村の教育を考える村民集会・令和6年能登半島地震災害義援金
2月18日(日)に「第14回更別村の教育を考える村民集会(主催:村教委・村PTA連合会)」が、社会福祉センターで開催されました。
農業クラブ全国大会の参加報告では、3名の生徒が「頑張る県、熊本県!」と題して、大会に向けた学習方法や大会期間での出来事、また実際に農業鑑定競技会の問題を出題するなど、会場を巻き込む発表となりました。
助成事業の報告では5名の生徒が、「課題解決能力の育成と地域活性化を目指す農業学習の展開」と題して、飼料自給率向上を目的とした飼料用トウモロコシの栽培試験と地元コントラクターとの連携について発表しました。
村民集会後には、1月1日に発生した令和6年能登半島地震災害義援金の募金活動を実施しました。北陸地方は、この日参加した2年酒井歩美さんと3年早坂咲優香さんが出場した令和4年度農業クラブ全国大会が開催された場所です。さらに募金活動とともに、加工分会Bの生徒3名が「さらのうキーマ」のチャリティ販売も実施しました。
校内での募金活動と合わせて集まった義援金72068円は、日本赤十字社北海道支部更別分区を通して、被災された方々に届けられます。ご協力、ありがとうございました。
スマート農業講演会 (更別プリディクション 岡田昌宏様)
1月30日に、1・2年生を対象に「三菱みらい育成財団スマート農業講演会」が開催されました。
講師として、本校卒業生でもあり更別村で畑作農家を営んでいる、更別プリディクション代表取締役の岡田昌宏様をお招きしました。
スマート農業の導入が進んでいる現在、「現場におけるスマート農業の実情やこれからの未来」、また「基幹作物で馬鈴薯の歴史や栽培特性」に関することなど、多岐にわたって講演いただきました。
令和6年能登半島地震に向けた募金活動
1月26日・30日に、元日に発生した令和6年能登半島地震に向けた募金活動を、農業クラブ執行部と生徒会執行部の協力のもと行われました。
能登半島を含む北陸地方は、令和4年度農業クラブ全国大会の開催地でもあります。本校からも2名の生徒が訪れた地域です。
募金活動に向けて、「能登半島地震の概要」や「募金・義援金の使われ方」に関する事前学習を実施しました。
また募金活動のテーマを『1人の100歩より、100人の1歩 みんなの想いをカタチに』と定めました。このテーマには、「少しの金額でも良いから、多くの人からの“想い”というカタチの募金を集めたい』という願いが込められています。
志を胸に! 農業クラブ・生徒会役員認証式
冬期休業も明けた1月19日、新農業クラブ執行部・新生徒会執行部の役員認証式が行われました。
校長先生から認証状を手渡された農業クラブ執行部11名と生徒会執行部4名が、全校生徒を前に1人1人抱負を述べました。
これまで学校をリードしてきた3年生の卒業まで残り1ヶ月半となった今。
新役員達のこれからの活躍に期待です!!
令和5年度中谷医工計測技術財団 成果発表会
12月23日・24日に、東京工科大学(鎌田キャンパス)で中谷医工計測技術財団の成果発表会が開催されました。
本校では本財団から助成を受け、「学校農場での飼料自給率改善プロジェクト~コントラクタと連携した飼料用トウモロコシラップサイレージの生産と乳牛への給与~」について活動をしてきました。
この日は活動を代表して、草花分会の2年松金さんと3年菊地さんが成果発表会に参加し、プレゼンとポスターセッションを行いました。これまでの活動成果を相手に伝えるとともに、全国の特色ある活動に触れる貴重な時間となりました。
授業風景(2年:畜産)
2・3年農業経営コースが受講する「畜産」「乳牛」の授業で、雌牛生殖器の構造を学ぶ実習が行われました。
本校ではホルスタインの経産牛5頭を飼育し、繁殖は人工授精を主として行ってきました。さらに今年度からは、和牛の受精卵移植に挑戦します。
繁殖方法に関する理解を深めるため、雌生殖の解剖実習が行われました。生殖器の構造や、人工授精場所と受精卵移植場所の違いを実物を見ながら観察することが出来ました。
授業後半には、卵巣等の生殖器の確認のため直腸検査チャレンジしました。
令和5年度球技大会を開催!
令和5年の学校行事も大詰め。3年生の登校日数も、残り少なくなってきました。
12月22日(金)に全校生徒で球技大会が開催され、クラス対抗で『ミニバレー』と『バレーボール』を行い、汗を流しました。放課後や昼休みを利用して体育館で練習してきた成果を、発揮できたでしょうか?
球技大会の結果は、次のとおりです!
●ミニバレー優勝:3年B組
●バレー 優勝:3年A組
競技に参加した生徒の皆さん、運営生徒の皆さん、お疲れ様でした!
青年農業者講演会・ヒマワリ迷路振り返り学習会
12月21日(木)3・4校時に全校生徒で農業学習講演会が開催されました。
3校時目には、芽室町で酪農を営んでいる北海道農業士でもある「大友牧場:大友詠吉様」をお招きし、就農までの道のりや、酪農業のやりがいについて講演していただきました。
4校時目には、三菱マヒンドラ農機様や山内組様の協力を得て実施した「ひまわり迷路の振り返り学習会」が行われました。三菱マヒンドラ農機の前田様から「機械化の視点から見た農業の今までとこれから」について講演いただきました。また本事業に協力いただいた2社に向け、生徒より感謝状が贈呈されました。
3年生 スーツ着こなし講座
12月20日、卒業を間近に控えた3年生を対象に、スーツの着こなし講座が開催されました。
洋服の青山より講師をお招きし、「身だしなみの重要性」「スーツの着こなしやコーディネート」などを講演いただきました。
ネクタイの縛り方について改めて学んだと共に、生徒数名は実際にスーツに袖を通すなど、卒業後を見越した時間となりました。
令和5年度校内実績発表大会 結果速報!!
≪このページは、生徒への大会結果報告も兼ねています≫
12月13日(水)、農業クラブ三大事業の一つである「実績発表大会」の校内大会が開催されました。
実績発表大会では、生徒が所属する専門分会で活動しているプロジェクト活動の成果を発表する大会です。
分野Ⅰ類「農業生産・農業経営」に3発表、分野Ⅱ類「国土保全・環境創造」に2発表、分野Ⅲ類「資源活用・地域振興」に4発表の、計9発表の審査が行われました。この大会は令和6年度に行われる東北海道連盟の地域大会に向けた予選も兼ねており、審査員7名に審査をしていただきました。
大会結果は、次の通りです。
【最優秀賞】 2・3年 畜産分会
持続可能な酪農へ ~GAPの観点で「人も家畜も過ごしやすい更農牛舎」へ~
【優秀賞】 2・3年 加工分会B
さらべつ村味力UPぷろじぇくと
【優秀賞】 2・3年 加工分会A
ナタデココプロジェクト
【審査員特別賞】 2・3年 草花分会
学校農場での飼料自給率改善プロジェクト ~コントラクターと連携した飼料用トウモロコシラップサイレージの生産と乳牛への給与~
【審査員特別賞】 2・3 作物分会
更別村の新たな特産小麦を作りたい!! ~更別村におけるスペルト小麦の栽培~
※東北海道連盟実績発表大会への出場分会は、後日発表されます。
イルミネーション点灯式
12月10日(日)に、更別村農村公園でイルミネーションの点灯式が行われました。
この日に点灯したイルミネーションは、12月4日に全校生徒で設置したものです。
点灯時のカウントダウンは、更別村出身の本校生徒、3年早坂さんが担当しました。自分たちで設置したイルミネーションで楽しむ人たちを間近で見ることができました。
JICA研修生との交流会
12月5日 日本の農業について学ぶためにラオスから来日してるJICA研修生8名と、本校生徒10名で交流会を開催しました。
交流会は2年農業クラブ執行部が企画運営。研修生との交流を深めるために、アイスブレイクとして「英単語しりとり」を実施しました。その後、本校生徒から学校紹介や分会活動の紹介を、ラオス研修生からはラオスの国や文化について紹介していただきました。
交流会終盤には、2年生物活用分会が取り組んでいる、廃棄される草花を活用したレジンアクセサリ作成体験を実施しました。
更別村のイルミネーションを全校生徒で設置
12月4日(月) 全校生徒で更別村農村公園のイルミネーションの設置に参加しました。
更別村は毎年、冬になると農村公園がイルミネーションで彩られます。この日は、更別村観光協会から依頼を受け、イルミネーションの設置を行いました。
学年ごとに分かれ、各ブースにイルミネーションの電飾を設置。終了後は、ココアやカフェラテで体を温めました。
イルミネーションの点灯式が、12月10日(日)17:00に更別村農村公園で行われます。
(イルミネーションの点灯は、2月上旬まで行われる予定です。)
令和5年度2学年見学旅行
11月1日(水)~4日(土)にかけて、第2学年の見学旅行行われました。
1日目は、新千歳空港から広島県へと移動。広島市内を散策しつつ、広島焼きを食べました。
2日目は、平和記念公園と平和記念資料館を見学。2学年で製作した千羽鶴を献鶴し、平和学習を行いました。その後、宮島で厳島神社・尾道市で千光寺・福山市で鞆の浦を班ごとで散策しました。
3日目は、瀬戸大橋を渡って四国へ。香川県高松港からフェリーで小豆島へ向かいました。オリーブ収穫体験を行い、オリーブ栽培や採油に関する学習をしました。採油時の歩留まりは10%程度とのこと。栽培方法や小豆島オイルの付加価値のつけ方などを学びました。
4日目は、姫路城を見学。城内外を散策し、見学旅行最後の歴史学習となりました。
令和5年度更農市開催!!
10月13日(金)に、本校で更農市が開催されました。更農市は、地域の方々と収穫の喜びを分かち合うために行われる販売実習です。この日は、生徒が農業教科の実習等で生産した「農産物」「草花」「加工品」を販売しました。
当日は天候にも恵まれ、多くのお客様に来ていただくことができました。夏場の酷暑の影響もあり、十分な販売品目・販売数量を確保できず、ご迷惑をおかけした場面もあったかと思います。本校の販売実習にご協力をいただき、ありがとうございました。令和6年度も、どうぞ宜しくお願いいたします。
更別農業高校 1日防災学校
10月12日、本校を会場に1日防災学校が行われ、全校生徒が参加しました。
避難訓練から始まり、学年ごとに避難所設営体験や帯広開発建設部による出前講座を受講しました。また3年生は、本講生産物であるハクサイやジャガイモを使用した、炊きだし訓練を実施。陸上自衛隊の協力で炊事車を使用した、おにぎり作りと豚汁作りに挑戦しました。
今回の経験が災害時に生かされ、自身を守る力・地域を引っ張る力に繋がればと思います。
胆振東部地震を乗り越え、ハスカップ農家による防災講演会
胆振管内厚真町のハスカップ農家、山口様をお招きし、防災講演会が開催されました。
「日本一のハスカップ農家になる」という目標の中で発生した、胆振東部地震。改良を重ね、地域とともに作り上げたハスカップ生産ですが、町内の約25%のハスカップの木が被害を受けたそうです。
地震という災害に加え、新型コロナウイルスの感染拡大。多くの困難の中で、立ち向かう山口さんの姿勢や、防災意識を高める時間となりました。
講演会後は、生徒会執行部と農業クラブ執行部で、「ハスカップの苗木の植樹会」と「座談会」を開催。震災の記憶を風化させないためにも、5本の苗木を本校前庭に植樹しました。
更農も収穫実習、真っ盛り!
朝晩も冷え込みはじめ、更農も収穫の秋を迎えています。
10月7日(土)にイトーヨーカ堂帯広店で行われる「食彩フェア」や、10月13日(金)に本校で行われる「更農市」に向けて、ジャガイモの収穫実習やカボチャの調製実習が行われています。
皆さんのお越し、お待ちしております!
令和5年度北海道社会福祉大会で表彰!
9月5日に札幌市で、第70回北海道社会福祉大会が開催され、本校生徒2名が参加しました。
この大会は、社会福祉の推進に貢献された団体等を表彰するとともに、これからの社会福祉のあり方を考えることを目的に開催されます。
本校では生活科学科の生活文化コースの生徒が、福祉に関する学習を行っています。また有志生徒による、更別村内のシルバーハウジングへの配食サービスが行われています。
これら活動が認められ、北海道社会福祉協議会長表彰を受けることができました。