サラノー日誌
保健講話の実施
10月20日(月)日本医療大学より及川氏、泉水氏、西さっぽろ病院より明本氏の3名に来校いただき、「健康管理とケガの予防について」と題した保健講話を実施いたしました。
当日は講話だけでなく、自分のロコモ度を簡易計測し日常行えるストレッチの実技を教えていただきました。講話の中では、最近は運動をする機会が減り、ゲームやスマホをしている時間が長くなり、子どもの骨折なども増えている。年を取ってから歩けなくならないよう今からの運動習慣が大切だと話されていました。この後保健体育の授業の中で計測の結果を振り返り、教えていただいたことを日常に生かしていきたいと思います。
1学年 宿泊研修
9月2~4日、ネイパルあしょろで1学年の宿泊研修が実施され、本別町・足寄町を中心に課外活動を行いました。今回の宿泊研修では、探究活動をメインの学習課題と設定し行われました。
1日目は、北海道十勝ポップコーンの生産・販売に取り組む、前田農産食品株式会社を訪れました。日本でも数少ないポップコーン生産に着手した理由や実現に向けたプロセスなど、代表する特産品になるまでの過程を学習することができました。
2日目は、JAあしょろから講師を招き、「足寄町の特産品と特産品アイデアの考案」について研修をしていただきました。生徒たちは実際に、足寄の生産物をもとに、特産品開発のアイデアを出し合いました。
3日目は、日農機製工株式会社を訪れ、農業機械の製造工程に関する学習を行いました。畑作4品に含まれるビート収穫を支えるビートハーベスタや、除草作業を支えるカルチベーターの製造工程を見学させていただきました。
この3日間、本校の教育活動にご支援いただき、ありがとうございました。
農業クラブ 全道意見発表大会
8月28日、留寿都高校を当番校に開催された、農業クラブ全道意見発表大会に出場しました。
本校からは、東北海道大会で入賞した2名の生徒が、全道大会に出場しました。7分間の口頭発表に、自身の想いを込める意見発表大会。これまでの経験や農業高校での学びを通して感じたことや展望を、発表することができました。入賞こそ果たせませんでしたが、志高い他校の生徒の発表にも触れることができました。
〇分野Ⅱ類:出場
「未利用資源の可能性を求めて」
〇分野Ⅲ類:出場
「地域の課題を解決できる人材になるために~高校生の私がやるべきこと~」
農業クラブ 全道実績発表大会
8月20日~22日、遠別農業高校を当番校に、農業クラブ全道実績発表大会が開催されました。本校からは、地区予選である東北海道大会を勝ち抜いた、作物分会と地域資源活用分会が出場しました。
自身の研究活動を発表したとともに、他校の優れた研究活動を聞くことができる良い機会となりました。結果は次のとおりです。
〇分野Ⅰ類 出場:作物分会
「更別村でのスペルトコムギの栽培と加工特性の研究~持続可能な農業を目指して~」
〇分野Ⅱ類 優秀賞:地域資源活用分会
「未利用資源の可能性を求めて」
農業クラブ 全道技術競技大会
8月8日、岩見沢農業高校を当番校に、農業クラブ全道技術競技大会が開催されました。
本校からは、校内予選を勝ち抜いた13名が、農業鑑定競技・農業情報処理競技・家畜審査競技・フラワーアレンジメント競技の4競技に出場しました。
大会に向けて、日々の授業や夏休み中も熱心に取り組んだ成果もあり、多くの生徒が入賞を果たすことができました。
〇農業鑑定競技会(作物):最優秀賞(東北海道連盟)
〇農業鑑定競技会(生活):最優秀賞(東北海道連盟)、優秀賞
〇農業情報処理競技:最優秀賞(東北海道連盟)
2025大阪・関西万博で活動発表 ~三菱みらい育成財団「高校生MIRAI万博」~
7月31日(木)、2025大阪・関西万博の会場で行われた三菱みらい育成財団主催「高校生MIRAI万博」の企画で、本校の地域資源活用分会が研究活動の発表を行いました。
本校生徒が発表をしたのは「第1部 高校生たちの成果発表」。地域資源活用分会はこれまで、規格外野菜を活用した漬物製造に取り組み、環境面・経済面から持続可能な開発に挑戦してきました。多くの申し込みの中からこの取り組みが評価され、全6チームに与えられる最優秀賞を受賞。万博会場で発表する権利を獲得しました。
発表は、EXPOホール「シャインハット」で行われ、他言語の同時通訳のなか、研究活動を発表してきました。万博会場での発表と、生徒にとっては貴重な経験となりました。
更別村スーパービレッジ構想紹介動画の公開
令和6年度に2学年「農業と情報」の一環で、更別村スーパービレッジ構想の紹介動画を作成しました。
更別村役場・株式会社まめーず・Social Knowledge Bank合同会社の協力の下、更別村スーパービレッジ構想を体験・学習し、サービスの紹介動画を作成しました。
本ホームページの「活動紹介動画」のページで公開しています。ぜひご覧ください。
【活動紹介動画】
更別小学校との酪農体験会
7月15日(火)、更別小学校と上更別小学校の生徒が来校し、酪農体験会が開催されました。
畜産分会の2年生が、クイズを通して乳牛の生態について説明しました。後半は、牛舎作業の実演や手絞り体験を通して、酪農の魅力を伝えることができました。
更農祭2日目
7月12日(土)、更農祭2日目が開催されました。
2日目は各専門分会による模擬店など一般公開が行われました。模擬店では、パフェ・ホットドック・夏野菜うどんなど、分会活動の工夫が表れた販売となりました。
3年生にとっては最後の学校祭。思い出に残る時間となりました。
更農祭1日目
7月11日(金)、更農祭が開催されました。
1日目は、クラスステージ・クラスCM・有志パフォーマンスが行われました。ダンスパフォーマンスや劇など各クラスの特徴が表れたステージが披露され、盛り上がりを見せました。更農祭2日目は、各専門分会による模擬店が開かれ、一般公開が実施されます。
十勝和牛振興協議会からのご支援
7月11日(金)、十勝総合畜産共進会で十勝和牛振興協議会より支援金と凍結受精卵が贈呈されました。
本校では令和6年度に、受精卵移植による2頭の和牛生産がスタートしました。令和7年度についても、2頭の分娩を予定しています。途切れない和牛生産にご協力いただき、ありがとうございます。
この日は、畜産分会を代表して2年大塚さんと原さんがが贈呈式に参加しました。ご支援いただきまして、ありがとうございました。
教育実習生による研究授業
6月23日~7月4日にかけて、農業教科3名・福祉教科1名による4名の教育実習が行われました。
7月4日(金)の最終日には、研究授業が行われました。家畜飼料や小麦など、実験実習も交えながらの授業となりました。
北海道開発局が開催したドローン訓練会
7月2日(水)十勝川(幕別町千代田)にて北海道開発局が開催したドローン訓練会を見学しました。この訓練会はTEC-FORCE隊員の方々を対象とした飛行訓練で、昨年本校で実施した農業用ドローン免許講習で講師をしてくださった川嶋様(株式会社小杉商店:池田町)の紹介で実現することができました。
本校からは循環型農業分会と機械分会の生徒13名が参加し、ドローンが実際に飛行する様子やドローンからの映像を頼りに目標物を迅速にとらえる操縦技術を目の当たりにしました。
TEC-FORCE(国土交通省緊急災害対策派遣隊)とは、大規模な自然災害が発生した際に現場の迅速な状況把握、被害拡大の防止、被災地の早期復旧のために派遣されます。隊員の皆さんの真剣な表情に、災害時に必要とされる技術の一つにドローンがあることを学びました。今回の訓練会で講師を務めていた請川様(レイブプロジェクト:旭川市)が訓練会の合間、私たち高校生のためにドローン飛行のデモンストレーションをしてくださいました。第一線で活躍される方の操縦技術はもちろん、ドローンがもつ役割や可能性について知見を深めることのできる機会となりました。
歯科保健指導(1年生)
6月27日(金)に学校歯科医である更別村歯科診療所長の足澤先生と歯科衛生士さん2名が来校してくださり、1年A組の生徒へ歯科保健指導をしてくださいました。染め出し液を使い歯の汚れがついている場所を確認し、磨き方の指導をしていただきました。毎日しっかり磨いているつもりでも磨けていない部分が多くあることに生徒も驚き、日々の磨き方を振り返りました。
食品衛生責任者養成講習会
6月23日(月)に食品衛生責任者養成講習会が開催されました。本校、生活科学の2・3年生34名が資格取得に向けて受講しました。当日、帯広市食品衛生協会から3名の講師をお招きし、食品製造や食品衛生に関わり深く学ぶことができました。
食品衛生責任者の資格は食品を扱う施設において、食品の安全性を確保するために必須の資格です。
高校卒業後、飲食業や加工業に就く人もいるかもしれません。今後も将来を見据えて資格取得に積極的に挑戦していきましょう。
高文連十勝支部春季写真展・研究大会
6月12日(木)に、高文連十勝支部春季写真展・研究大会があり、総合文化部写真班6名で参加してきました。
大会の結果としましては、3B伊藤蒼一郎くんが金賞4作品、銅賞1作品という素晴らしい結果となりました。今大会では、金賞は全部で12作品選ばれたのですが、そのうち4作品が伊藤くんの作品となり、金賞を4つ同時に受賞することは、ここ数年見られたことのない快挙となりました。
また、1B長﨑和沙さんも銅賞に1作品が選ばれました。1年生の最初の大会としては十分すぎる結果でした。
講演会では、広尾町出身の写真家・辻博希氏より、写真を撮るとき心を込めてシャッターを押そう!というようなお話をいただきました。作品講評では、生徒が出品した写真に対し講師の方よりアドバイスをいただき、とても良い勉強の機会となりました。
これらのことを受けて、秋季写真展に向けてより一層よい作品を作っていきたいと思います。そして、一人でも多くの入賞作品、全道大会出品を目指し頑張りたいと思います。
春季写真展入賞作品
金賞 3B 伊藤蒼一郎 「呉越同舟」
金賞 3B 伊藤蒼一郎 「荘厳」
金賞 3B 伊藤蒼一郎 「幻影への誘い」
金賞 3B 伊藤蒼一郎 「和」
銅賞 3B 伊藤蒼一郎 「侘寂」
銅賞 3B 長﨑和沙 「練習熱心」
浴衣の着付け講座
6月12日(木)に3年生生活科学科の19名が浴衣の着付け講座を実施しました。当日は小林豊子きもの学院から4名の講師をお招きし、着物や浴衣の説明、浴衣の着付け、日本の文化とマナーなどについてご教授いただきました。授業を通して日本の心と美を育み、他人を思いやる気持ちなど身の引き締まる授業でした。
令和7年度東北海道学校農業クラブ連盟実績発表大会
6月5日(木)~6日(金)に、本校を当番校に、農業クラブ東北海道連盟の実績発表大会が開催されました。東北海道連盟には、農業系学科を有する「帯広農業高校」「士幌高校」「別海高校」「標茶高校」「中標津農業高校」「美幌高校」「音更高校」「更別農業高校」の全8校が所属しています。本大会では、各校の生徒が1年間研究してきた成果を10分間にまとめて、発表されます。各校の予選を勝ち抜いた、全30発表が行われました。
本校は当番校でもあるため、これまで2・3年生を中心に、運営練習や会場準備を実施しました。1年間の研究成果という重みのある発表であり、なかには上位大会を目指す学校もあることから、「発表者が安心して成果を発表できる環境作り」を目標に、準備を進めてきました。上位大会に出場しないと見られないような高度な発表もあり、聴衆者にとっても勉強になりました。
本校を代表して、次の4つの班が発表しました。そのうち、分野Ⅰ類に出場した作物分会は「優秀賞」を受賞。また分野Ⅱ類に出場した地域資源活用分会は「最優秀賞」を受賞し、8月に遠別農業高校で行われる全道大会への切符を手にしました。
【分野Ⅰ類 ★優秀賞★】 作物分会
更別村でのスペルトコムギの栽培と加工特性の研究 ~持続可能な農業を目指して~
【分野Ⅱ類 ★最優秀賞★】 地域資源活用分会
未利用資源の活用を目指して
【分野Ⅲ類】 農産加工分会
さらべつ村味力UPぷろじぇくと
【クラブ活動発表】 農業クラブ執行部
築く ~スーパービレッジな地域で輝け、更農農クが歩む新たな歴史~
道の駅「中札内」の花壇造成
5月29日(木)、生活科学科1年の「草花」の授業で、道の駅「中札内」の花壇造成が行われました。
本事業は、中札内花づくりの会と中札内高等養護学校の皆様とともに行われました。普段、授業等で自分たちで管理している花の植え込みを行い、道の駅を彩りました。
新商品「さらのう ばんかレー」お披露目会
5月16日(金) 北海道エア・ウォーター・アグリ株式会社様と共同開発したレトルトカレー「さらのう ばんかレー」のお披露目会が行われました。
このレトルトカレーは、農産加工分会に所属する生徒が、北海道エア・ウォーター・アグリ株式会社様と共同開発した新商品になります。レトルトカレーには、更農産のトマトが使用されています。トマトの和名の「蕃茄(ばんか)」から商品名を決定しました。
村内の商店などで販売されていますので、ぜひご賞味ください。