1.学科目標
地域の基幹作物の栽培や乳牛の飼養管理を通して農業の基礎・基本的知識や技術を身に付けるとともに、新しい技術を習得し、農業に対する興味関心を高め、意欲的に農業における問題解決を図る能力や地域農業の発展に寄与しうる実践的な態度を育成する。
2.農業科のコース
【農業経営コース】 農業の担い手としてのスペシャリストを目指し、作物・畜産を中心に学習します。
【農産加工コース】 農業生産物の生産から加工・流通および販売管理について学習します。
3.学習内容(専門科目)
科目 | 内容 | |
共通 |
農業と環境 |
大豆栽培を通して、農業の基礎基本を学習します。 |
課題研究 | 各分野に分かれた課題解決学習に加え、インターンシップ・農業クラブ活動を行います。 | |
総合実習 | 作物・畜産・野菜・草花の実践的な体験学習を行います。 | |
農業と情報 |
パソコンを利用した、ワードプロセッサによる文書作成や、 データ処理の学習を行います。 |
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作物 |
ジャガイモ・アズキなど、基幹作物の栽培とその経営について学習します。 |
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農業経営 |
自営者として、経営の設計と運営を学びます。 | |
農業 経営 コース |
野菜 | 多品種目栽培を通して、野菜栽培に必要な知識技術を学びます。 |
畜産 | 乳用牛を中心とした酪農経営のスペシャリストを目指す学習を行います。 | |
農業機械 |
トラクタの仕組みや溶接技術などを中心に学習します。 (希望者状況によっては、危険物取扱者丙種取得を目指します。) |
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農産 加工 コース |
食品製造 |
農畜産物を原材料とした加工技術の習得を目指します。 |
食品流通 |
食品流通とマーケティングについて学習します。 | |
食品化学 | 食品成分と栄養価値の利用について学習します。 |
4.資格取得
【農業科 】 アーク溶接技能者(農業経営コースのみ)、食品衛生責任者(農産加工コースのみ)
【学科共通】 危険物取扱者(丙種)、ビジネス文書実務検定、簿記検定、英語検定、数学検定、毛筆・硬筆書写検定、漢字検定、農業技術検定、FFJ検定