本校で活動している部活動はこちらです。
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弟子去りとて 山河あり
庭球場 秋にして落葉多し
新人戦要項を手にしては 締切日にも涙をそそぎ
指導力不足を恨んでは 他校の動向にも心を驚かす
休部 五月に連なり
子女の送球部 万金に抵たる
薄頭掻けば 更に白く
弾六府帽も不似合いになると思う
5ヶ月のご無沙汰でございました
『ブログが更新されないわ。何かあったのかしら?』と、
愛読者からワタシの心身を案じるメールは、一通も届けられていません
高体連地区予選後、すぐに弟子2人がコートを去った
事情は諸々
結局、コートの開墾をしただけの「庭球部復活劇」となったのです
されど、これまでに経験したことがないほどの開墾の日々
決して、忘れることはない
断じて、悔恨の日々ではない
弟子2人が見つけるであろう、新たな「場所」での活躍を祈る
いつか儚さを知るだけになるとしても、青春にサヨナラをして欲しくない
今日も風が吹いている
『君は光るの?』
シャベルを持ち、雑草をむしる
輓馬のようにコートから倒木を運び出す
自己実現の可能性を追求するため、コート開拓に明け暮れた弟子たち
ラケットを握り、ボールを打ったのは3日間
たったそれだけで高体連へ!!
*ゼッタイに真似をしないでください
弟子曰く『そんな状況だって高体連の雰囲気を感じ取りたいんです』
それがいいし、それでいい。勝敗なんて関係ないもんね
*あくまでも個人の感想です
いざ 帯広の森テニスコートへ
But 当日の朝、弟子のひとりが高熱と腹痛を発症・・・
無念の不戦敗となった
世界に冠たる長寿国家日本
でも、高体連は人生に3回しかトライできない
しかも新人戦は2回だけ
8月の新人戦にはコートに立ってもらいたい
各校の朝練を垣間見る
100人以上がボールを打っていても
その選手にだけ目が行く、特別な「輝き」「光り」を放つ選手がいる
弟子は、そんな選手になれるだろうか?
ワタシは、そんな選手に育てられるだろうか?
課題は山積
身に付けならなければならない技術は数多
はて? 何からやりましょうか
開墾から1ヶ月経過
弟子2人とワタシ
弟子に『手伝って』と誘われ、快諾した優しい男子3人の不定期参加により
テニスコートが完成した
全釘を打ち込んだワタシに向かって
『何カ所かラインが短いですが?』と言う弟子
『そのうち伸びるだろう。君たちの成長とともに』と答えるワタシ
『所々、ラインが曲がっていますが?』と言う弟子
『人生は長く曲がりくねった道とポール大先生が言っておられた』と答えるワタシ
【上写真:Before】【下写真:After】
高体連3日前の放課後、いよいよボールを打ち始めた
スクールバス出発までの「たった45分間」の部活
こんな短時間で何が出来るのかと考えてしまうけれど
基本的な技術を真剣に伝えようと思う
せっかく開墾までしたのだから
更農ソフトテニス部は、2年半「休眠」状態である
そんな部活の扉を叩く者あり
真っ直ぐに前を見つめながら
『先生、バスケが・・・いえテニスがしたいです』
素晴らしい心意気。見上げた精神力
では、放課後コートに集合するべし
ん?ここは誰?私はどこ?明治維新の頃の蝦夷地かしら?
自分や自分の現在地を見失うような風景が目の前に広がる
今なら、今だからこそ依田センパイの決意を理解できそう
荒地にて、崇高なココロを持つテニス初心者に
部活はテニス部以外にもあるよと言うワタシ
すると更に凛凛として目を見開きながら
『テニスを諦めるつもりはありません』
・・・ならば 今からワタシタチハ「チーム サラペツ」
自然と向き合い、晩成社の如く開墾に汗を流すしかあるまい
ボールを打てる日が来ることを信じて
グリーンサンドのクレイコートを甦らせ
キミがキミであるために 思う存分に駆け回って欲しい
それには何かが必要なのかも知れない
高い目標に立ち向かうなら何かがあった方がいい
何がいいだろう?
そうだ翼だ。初心者に翼
〒089-1501
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TEL:0155-52-2362
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