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令和6年12月11日(水)、農業クラブ行事である校内実績発表大会が開催されました。実績発表大会では、生徒がそれぞれ所属する専門分会で、1年間研究してきた成果をプレゼンする大会です。
農業の課題解決や地域産業の発展を目標に、それぞれの専門分会が「課題設定→計画→実践→評価→改善」と取り組んでいます。
校内大会は、令和7年度に行われる東北海道大会に出場する代表を決める予選も兼ねています。そのため外部審査員として十勝農業改良普及センターとJAさらべつから2名、内部審査員として5名の審査員をお招きし、審査が行われました。
それぞれ10分間という限られた時間の中で、1年間の研究内容をまとめ、発表していました。大会結果は次の通りです。
【最優秀賞】
分野Ⅱ類 加工分会A 「規格外品の可能性を求めて」
【優秀賞】
分野Ⅰ類 作物分会 「更別村のスペルトコムギの栽培と加工特性の研究」
【優秀賞】
分野Ⅱ類 加工分会B 「さらべつ村味力UPぷろじぇくと」
【優秀賞】
分野Ⅰ類 畜産分会 「持続可能な酪農の実現に向けた3つの挑戦」
東北海道大会には、加工分会A・作物分会・加工分会Bが出場する予定です。
弟子去りとて 山河あり
庭球場 秋にして落葉多し
新人戦要項を手にしては 締切日にも涙をそそぎ
指導力不足を恨んでは 他校の動向にも心を驚かす
休部 五月に連なり
子女の送球部 万金に抵たる
薄頭掻けば 更に白く
弾六府帽も不似合いになると思う
5ヶ月のご無沙汰でございました
『ブログが更新されないわ。何かあったのかしら?』と、
愛読者からワタシの心身を案じるメールは、一通も届けられていません
高体連地区予選後、すぐに弟子2人がコートを去った
事情は諸々
結局、コートの開墾をしただけの「庭球部復活劇」となったのです
されど、これまでに経験したことがないほどの開墾の日々
決して、忘れることはない
断じて、悔恨の日々ではない
弟子2人が見つけるであろう、新たな「場所」での活躍を祈る
いつか儚さを知るだけになるとしても、青春にサヨナラをして欲しくない
今日も風が吹いている
9月24日(火)、本校圃場を活用した緑肥用ヒマワリによる迷路が完成し、オープニングセレモニーが行われました。
今年のヒマワリ迷路では、三菱マヒンドラ農機様の協力を得てスマート農業技術を活用し「さらのうさいこー(更農最高)」の文字が作られました。また山内組様の協力を得て見晴台も設置されました。
オープニングセレモニーでは関係団体を招いたテープカットが行われ、終盤にはさらべつかしわ太鼓保存会のご指導の下「かしわ太鼓」を習得した寮生による太鼓演奏が行われました。
セレモニー後には、前田農産食品株式会社様から提供いただいたポップコーンや本校産フライドポテトの提供も行われました。
ヒマワリ迷路の一般公開は、10月6日(日)までを予定しております。ぜひご覧ください。
(ヒマワリ畑の南側がスタート、北側がゴールとなります。)
7月12日(金)、更農祭の1日目が行われました。
今日は、各クラスが作成した学校紹介CMの審査や、クラスパフォーマンスが行われました。ダンスや動画など、クラスの個性が表れる発表となりました。
明日は更農祭2日目。各専門分会が特色を生かした模擬店やPTAバザーなどを用意しております。皆様の来校、心よりお待ちしております。
【加工分会A・B】 各種加工品販売
【機械分会】 クロッフル・各種フロート販売、パークゴルフ
【野菜分会】 スムージー販売
【循環型農業分会】 学術的ストラックアウト
【生物活用分会】 レジンマスコット作り、塗り絵
【作物分会】 クレープ販売
【畜産分会】 牛革マスコット作り体験
【1年生】 ポップコーン・かき氷・インデアンカレー販売
【PTA】 焼き鳥・やきそば・ソフトドリンク販売
7月2日~4日にかけて、農業クラブ3大行事の1つでもある校内技術競技大会が開催されました。
校内技術競技大会には、様々な競技があり、本校では「農業関連の知識を競う農業鑑定競技会」「農業分野における情報処理技術を競う農業情報処理競技会」「乳用牛の体型を審査する家畜審査競技会」の3競技が行われました。
日々の農業学習や、農業クラブ執行部がGoogleFormsで配信した学習課題に取り組んだ成果を発揮した生徒たち。
13名の生徒が、8月に旭川農業高校を当番校に開催される全道技術競技大会への出場権を獲得しました。
家畜審査競技では、審査員として、ジェネティクス北海道十勝北見事業所の間木野様をお招きし、実施しました。
6月21日、士幌高校を当番校に北海道学校農業クラブ連盟意見発表大会が開催され、本校生徒3名が出場しました。
この3名は、先日行われた校内意見発表大会を勝ち上がった代表生徒になります。校内大会後も、原稿の手直しや発表練習を重ねてきました。
発表時間7分のなか、農業高校での経験を踏まえた意見を発表したとともに、他校の生徒の特色ある意見発表を聞くことができました。
練習の成果を十分に発揮し、1名が優秀賞を受賞。8月に行われる全道大会への出場を決めました。
【分野Ⅰ類】
日本の農業を支えたい ~農業従事者を増やす方策~
【分野Ⅱ類】
未利用資源を魅力的な資源に ~規格外農産物の廃棄削減のために~
【分野Ⅲ類】 → 優秀賞
ウェルフェアからウェルビーイングな社会へ ~農高生だから気づけたこと~
『君は光るの?』
シャベルを持ち、雑草をむしる
輓馬のようにコートから倒木を運び出す
自己実現の可能性を追求するため、コート開拓に明け暮れた弟子たち
ラケットを握り、ボールを打ったのは3日間
たったそれだけで高体連へ!!
*ゼッタイに真似をしないでください
弟子曰く『そんな状況だって高体連の雰囲気を感じ取りたいんです』
それがいいし、それでいい。勝敗なんて関係ないもんね
*あくまでも個人の感想です
いざ 帯広の森テニスコートへ
But 当日の朝、弟子のひとりが高熱と腹痛を発症・・・
無念の不戦敗となった
世界に冠たる長寿国家日本
でも、高体連は人生に3回しかトライできない
しかも新人戦は2回だけ
8月の新人戦にはコートに立ってもらいたい
各校の朝練を垣間見る
100人以上がボールを打っていても
その選手にだけ目が行く、特別な「輝き」「光り」を放つ選手がいる
弟子は、そんな選手になれるだろうか?
ワタシは、そんな選手に育てられるだろうか?
課題は山積
身に付けならなければならない技術は数多
はて? 何からやりましょうか
令和6年6月6~7日に、標茶高校を当番校に東北海道実績発表大会が開催されました。
この大会は農業クラブ3大事業に位置づけられ、各分会での1年間の研究内容を発表する大会です。昨年度12月に実施した校内大会を勝ち抜いた、4班16名が参加しました。
研究活動やまとめ作業、発表練習に取り組んだ努力が実り、4班すべてが入賞、全道大会への出場が決まりました。
分野Ⅰ類 畜産分会 【優秀賞】
持続可能な酪農環境と酪農経営に向けた挑戦
分野Ⅱ類 加工分会A 【優秀賞】
規格外品の可能性を求めて
分野Ⅲ類 加工分会B 【優秀賞】
さらべつ村味力UPプロジェクト
クラブ活動発表 農業クラブ執行部 【優秀賞】
ともに~スーパービレッジな地域と築く、持続可能な更農農クの歩み~
開墾から1ヶ月経過
弟子2人とワタシ
弟子に『手伝って』と誘われ、快諾した優しい男子3人の不定期参加により
テニスコートが完成した
全釘を打ち込んだワタシに向かって
『何カ所かラインが短いですが?』と言う弟子
『そのうち伸びるだろう。君たちの成長とともに』と答えるワタシ
『所々、ラインが曲がっていますが?』と言う弟子
『人生は長く曲がりくねった道とポール大先生が言っておられた』と答えるワタシ
【上写真:Before】【下写真:After】
高体連3日前の放課後、いよいよボールを打ち始めた
スクールバス出発までの「たった45分間」の部活
こんな短時間で何が出来るのかと考えてしまうけれど
基本的な技術を真剣に伝えようと思う
せっかく開墾までしたのだから
更農ソフトテニス部は、2年半「休眠」状態である
そんな部活の扉を叩く者あり
真っ直ぐに前を見つめながら
『先生、バスケが・・・いえテニスがしたいです』
素晴らしい心意気。見上げた精神力
では、放課後コートに集合するべし
ん?ここは誰?私はどこ?明治維新の頃の蝦夷地かしら?
自分や自分の現在地を見失うような風景が目の前に広がる
今なら、今だからこそ依田センパイの決意を理解できそう
荒地にて、崇高なココロを持つテニス初心者に
部活はテニス部以外にもあるよと言うワタシ
すると更に凛凛として目を見開きながら
『テニスを諦めるつもりはありません』
・・・ならば 今からワタシタチハ「チーム サラペツ」
自然と向き合い、晩成社の如く開墾に汗を流すしかあるまい
ボールを打てる日が来ることを信じて
グリーンサンドのクレイコートを甦らせ
キミがキミであるために 思う存分に駆け回って欲しい
それには何かが必要なのかも知れない
高い目標に立ち向かうなら何かがあった方がいい
何がいいだろう?
そうだ翼だ。初心者に翼
4月18日、FMJAGAの栗谷昌宏様をお招きし、「意見の伝え方講習会」が開催されました。
この講習会は、3月に実施した校内リーダー研修会で農業クラブ執行部から出されたアイデアであり、「人前で話すことが苦手な生徒が多い」という課題解決に向けて企画されたものです。
春休み中には、農業クラブ執行部が事前ミーティングを実施するなど、企画・運営に携わりました。
当日は、講演会のほか、パネルディスカッションや、学年の垣根を越えたコミュニケーショントレーニングも実施されました。
「誰でも緊張はするもの。だからこそ、一生懸命伝えようとすることが大切」と、多くの生徒に共感される内容でした。今後行われる、クラス意見発表大会や校内意見発表大会、日常生活でも生かせる内容となりました。
令和6年度の農業クラブ活動の更なる発展を目指し、
3月26~27日の1泊2日で、農業クラブ校内リーダー研修会が更別村saraパークで開催されました。
農業クラブ執行部8名が参加し、アイスブレイクを通して執行部員のコミュニケーションを図りました。
また研修3では、更別村で行われているデジタル田園都市国家構想に伴う「更別スーパービレッジ構想」について学習を深めました。演習ではサテライトオフィスの見学や、「ひゃくワクサービス」の体験等も行われました。
ワークショップでは、講師から2つの課題を提示していただき、2グループに分かれてブレインストーミングを実施。ファシリテーターの更別村スーパービレッジ推進室の品田様と、更別村コミュニティナースの今村様から助言を受けながら、更別村を考える機会となりました。
令和6年度の農業クラブ活動で、実現していきたいと思います。
2月18日(日)に「第14回更別村の教育を考える村民集会(主催:村教委・村PTA連合会)」が、社会福祉センターで開催されました。
農業クラブ全国大会の参加報告では、3名の生徒が「頑張る県、熊本県!」と題して、大会に向けた学習方法や大会期間での出来事、また実際に農業鑑定競技会の問題を出題するなど、会場を巻き込む発表となりました。
助成事業の報告では5名の生徒が、「課題解決能力の育成と地域活性化を目指す農業学習の展開」と題して、飼料自給率向上を目的とした飼料用トウモロコシの栽培試験と地元コントラクターとの連携について発表しました。
村民集会後には、1月1日に発生した令和6年能登半島地震災害義援金の募金活動を実施しました。北陸地方は、この日参加した2年酒井歩美さんと3年早坂咲優香さんが出場した令和4年度農業クラブ全国大会が開催された場所です。さらに募金活動とともに、加工分会Bの生徒3名が「さらのうキーマ」のチャリティ販売も実施しました。
校内での募金活動と合わせて集まった義援金72068円は、日本赤十字社北海道支部更別分区を通して、被災された方々に届けられます。ご協力、ありがとうございま...
≪このページは、生徒への大会結果報告も兼ねています≫
12月13日(水)、農業クラブ三大事業の一つである「実績発表大会」の校内大会が開催されました。
実績発表大会では、生徒が所属する専門分会で活動しているプロジェクト活動の成果を発表する大会です。
分野Ⅰ類「農業生産・農業経営」に3発表、分野Ⅱ類「国土保全・環境創造」に2発表、分野Ⅲ類「資源活用・地域振興」に4発表の、計9発表の審査が行われました。この大会は令和6年度に行われる東北海道連盟の地域大会に向けた予選も兼ねており、審査員7名に審査をしていただきました。
大会結果は、次の通りです。
【最優秀賞】 2・3年 畜産分会
持続可能な酪農へ ~GAPの観点で「人も家畜も過ごしやすい更農牛舎」へ~
【優秀賞】 2・3年 加工分会B
さらべつ村味力UPぷろじぇくと
【優秀賞】 2・3年 加工分会A
ナタデココプロジェクト
【審査員特別賞】 2・3年 草花分会
学校農場での飼料自給率改善プロジェクト ~コントラクターと連携した飼料用トウモロコシラップサイレージの生産と乳牛への給与~
【審査員特別賞】 2・3 作物分会
更別村の新たな特産小麦を作りたい!!...
11月1日(水)~4日(土)にかけて、第2学年の見学旅行行われました。
1日目は、新千歳空港から広島県へと移動。広島市内を散策しつつ、広島焼きを食べました。
2日目は、平和記念公園と平和記念資料館を見学。2学年で製作した千羽鶴を献鶴し、平和学習を行いました。その後、宮島で厳島神社・尾道市で千光寺・福山市で鞆の浦を班ごとで散策しました。
3日目は、瀬戸大橋を渡って四国へ。香川県高松港からフェリーで小豆島へ向かいました。オリーブ収穫体験を行い、オリーブ栽培や採油に関する学習をしました。採油時の歩留まりは10%程度とのこと。栽培方法や小豆島オイルの付加価値のつけ方などを学びました。
4日目は、姫路城を見学。城内外を散策し、見学旅行最後の歴史学習となりました。
8月24日25日に、旭川農業高校で全道実績発表大会が行われました。
この大会は、農業クラブ三大事業の1つであり、生徒が1年間賭けて研究してきた「生産性の向上」「加工品開発」等の研究成果を発表する大会です。
本校からは、分野Ⅲ類に加工分会、クラブ活動発表に農業クラブ執行部が参加しました。記録的な暑さの中の大会でしたが夏休み中も生徒は、研究内容をまとめた活動記録簿の作成や、発表練習に励んでいました。
本番は、練習の成果を発揮することができましたが、入賞ならず。しかし、全道の農業高校の素晴らしい研究発表に触れ、充実した2日間となりました。
【分野Ⅲ類 加工分会】
題名 : さらべつ村味力UPぷろじぇくと
【クラブ活動発表】
題名 : 前途洋々 ~クラブ員・地域の声で繋ぐ、更農のバトン~
昨年度、創立70周年記念に実施した「ヒマワリアート」に続き、今年度は65アールの畑に約10万本のヒマワリを使用した「ヒマワリ迷路」を作成しました。
6月にはヒマワリ畑の播種を実施。三菱マヒンドラ農機様の、マッピング技術やシードセンサーを活用し、自動操舵トラクターで正確な播種を行いました。また北海道の農業系ユーチューバーの杉山智省さんともコラボレーションすることができました。さらに見晴らし台や駐車場の設置に伴い、山内組様の協力を得ることができました。
ヒマワリ迷路のお披露目前には、生徒とPTAとで除草作業を実施しました。
8月31日(木)にはヒマワリ迷路のオープニングが開催され、更別村の西山村長をはじめ、地元小学生などが参加しました。オープニングセレモニーとして、本校寮生による太鼓の演奏が行われました。
ヒマワリ迷路は9月20日まで開催予定です。見晴らし台、撮影スポット、スタンプラリーなど、楽しめるスポットを用意しています。ぜひ、お越しください。
8月8日(火)に帯広農業高校を当番校として、令和5年度全道技術競技大会が開催されました。
この大会は、農業クラブ活動の1つであり、農業の知識を問う「農業鑑定競技会」、農業における情報処理力を競う「農業情報処理競技」、家畜の体型を良し悪しを判断する「家畜審査競技会」、草花の活用技術を競う「フラワーアレンジメント競技」が行われます。
本校からは生徒16名が、農業鑑定競技会・農業情報処理競技・家畜審査競技会・フラワーアレンジメント競技の4つの競技に出場しました。
生徒はこの日に向けて、夏季休業中も登校して学習をしてきました。日々の学習の成果は実を結び、次のような成績得ることができました。
【農業鑑定競技会(分野:生活)】
全道最優秀賞 3年 早坂咲優香さん
東連最優秀賞 3年 早坂咲優香さん
東連 優秀賞 1年 増地早佳江さん
【農業鑑定競技会(分野:農業)】
東連 優秀賞 3年 平菜々美さん
【家畜審査競技会(乳牛の部)】
東連 優秀賞 3年 髙谷健介さん
東連 優秀賞 1年 辻直輝さん
農業鑑定競技会で入賞した3名は、10月下旬に熊本県で行われる農...